きみが世界だ!

@lazysunday_mn

オセロー、雑感と深読みとごちゃごちゃと

 

 

 

わたしの9月は神山くん(イアーゴー)でした。

 

 

舞台 【 オセロー 】

 

それくらい素晴らしかった。カーテンコールでは、指輪が痛い程に拍手しました。

 

 

 

 

魂としては勝手にもう、わたしは重岡くんを目で追ってたいのになあ。もちろんいい意味です。四六時中、舞台オセローやイアーゴーや神山くんのことを考える9月でした。通勤電車でレパントの海戦について調べ出した時は、さすがに自分が怖かった。それくらい、舞台オセローに夢中でした。なんならこれを書いている今、24魂を見ていたはずなのに一時停止してるぐらいです。

 

 

 

 

 

 

 

舞台を観てから、ぼんやり考えたこと。

まず、イアーゴーの「男性性」に関して。

 

 

 

 

 

 

イアーゴーがエミーリアを刺し殺すとき。

オセローがイアーゴーの足を斬りつけるとき。

 

同じように息を吞む数秒が流れました。

 

前者は抱きしめ、あらゆる感情の波をやり過ごすように。後者はねっとり、より痛ぶるように。

 

もちろん、ロダリーゴーが刺されるときもオセローが自らの喉を掻き切るときも、衝撃的ではあったのですが。

 

 

 

イアーゴーが、妻をも刺してしまった理由。なぜなんでしょうね。あの賢い策略家が、特に仄めかしていなかったのに。

 

たぶん、ブワッと湧き上がった怒りのせいじゃない。あの状況で、一同の前で「殺して見せ」なきゃいけなかったからだと思うんです。

 

 

 

そう思ったのは、彼が「男性」として生きていたから。 

(ここからわたしが男性だの女性だのと繰り返すのは、安易な想像でも当時の話を考えたい故なので…何卒…)

 

 

イアーゴーはオセローを欺きながら、「それでも男ですか」とか「男を見せてください」とか言っていました。「男がすたる」とか、魂だとか分別だとか、忍耐だとか。ロダリーゴーに対しても、気骨とか言います。身投げして死にたい、なんて「馬鹿馬鹿しい」と一蹴します。そんな男の人なんです。そして彼は終始軍服を着ています。

 

 

当時の「男性性」「女性性」は、今よりきっと、もっと強烈に蔓延っていたもの。寝盗られの概念も、今よりおぞましいものだったんですよね。

 

 

物語からは少し逸れますが、19世紀、ヴィクトリア期のとある評論家の演説を思い出しました。シェイクスピアに関しても言及した人物です。*1

 

彼が言うには。

 

男性の力能は「積極的・進取的・守護的」です。対して女性の職能は「賞賛」です。

つまりは女性は、教養はなく、ただ夫を褒め称えるための人間。

女性は家庭に留まり、過誤を犯さず、夫より高くとまらないべきだとか。そもそも結婚制度の歴史を辿れば、夫は妻に対し、生殺与奪の権利すら持っていた。夫が妻を断縁できても、その逆などあり得なかった。妻は奴隷そのものだった。

 

と、事実として、そんな時代もあった。

(当時の英国はもとよりイタリアに関して全くの無知なので、これ以上深く言及できないのが情けないのですが。急に雑。)

 

 

 

話を戻します。

 

つまりは、おそらく男性性を意識する男が、女性である妻を従わせられなかったんです。エミーリアは夫に従うべきと言いながら、デズデモーナや神への忠誠を守った。だから夫の悪事を正直にバラした。彼からしたら、これを黙って許してしまう訳にはいかないんです。だってそうしたら、彼が信じている男性性とか誇りは消え去ってしまう。男性であるイアーゴーはイアーゴーでなくなってしまう。

 

そもそも彼の復讐は、「副官になれなかったこと」、「妻が寝盗られたという噂*2」から始まります。

 

人一倍、劣等感の強い男性です。一同の前でその妻が、正義のもとに、自分に従わなかった。

 

だから自分が自分を手放さないためには、妻を殺して見せなければならない。妻より強くいなければならない。抱きしめて、顔を寄せて、でも確実に。そのとき至近距離の二人はどんな思いだったんでしょう。少なくともエミーリアに後悔は見えません。だからわたしは、エミーリアがなおいっそう好き。

 

そうして妻を刺したイアーゴーは、感情の波を逃してやり過ごしてから、逃げ去ったように見えました。表情は崩さずに。彼の表情に関しては後述。

 

 

わたしが初めて公演を見たときは、背後を取って脇腹からサクッと刺して、顔も見ぬまま逃げ去る演出でした。それよりも更に、凄く良かったですよね。

 

 

 

 

 

 

 

更に好き放題な私見を言うと、イアーゴーは最後まで、心から絶望する顔をしちゃいけないんです。彼の思う男性性によって。彼自身を守るためには。

 

第一幕冒頭で語った「本心を曝け出さずに」というのとは違います。ここで話していたのは、騙す過程の、策略の話なので。その上、駒にするロダリーゴーの前なので。

 

仮に何か思うことがあったとしても、彼は彼の感情を騙し続けます。本能的に。

 

イアーゴーは自分の悪事が知れた後も、ほとんど表情を崩しません。肩で息をしたり、痛みに顔を歪めることはあったけれど。少なくとも後悔とか絶望とかを、分かり易く出しちゃいない。

 

悪事がバレて後ろ手に縛られたときも、「これからは一言も口をきくものか」と沈黙を守ります。オセローの最期の台詞の間は、呼吸以外全く動かずに地面をジッと見つめ続ける。終幕直前、公演によっては口元を歪めたこともあったけれど。

 

 

あからさまに崩さないことで、「イアーゴーがイアーゴーのまま舞台が終わったんだなあ」と思いました。

 

わたしにとっては、それが逆に彼の人間味でした。

 

だって、自分を守れるのは自分だけだもんね。だから、よかった。もちろん救いはない悲劇だけれど、その中で少しだけよかった。

 

 

 

 

 

 

それから、イアーゴーが左手薬指に指輪をしていないことが、無知な私にとってはほんの少しの希望だった気がします。

エミーリアはしている。オセロー・デズデモーナ夫妻もデザインさえ違えど、嵌めているのですが。

 

既述ですが、第一幕の冒頭で、イアーゴーは言います。趣旨として、「見せかけの忠誠が示せればいい」と。正直者のイアーゴーを演じ相手を欺ければ、腹は真っ黒くてもいいのだと。

 

でも、見せかけって何でしょう?例えば、見せかけだけでも優しく振舞える人は、優しさの要素ってどんな言動にあるか知っています。優しさってこういうものなんだなって気付いた経験が無ければ、その人は優しいフリが出来ないみたいに。

 

かつて本当の忠誠を真正面から捉えたことがあって*3、正しく受け止められる心があったからこそ、イアーゴーは“忠誠”を語れるんですよね。それが歪んで、悪どい思考に繋がって、彼は策略を繰り返していく。

 

そんな、優しさとはどういうことか、騙すとか裏切るとかはどんなことなのかって知っていたようなイアーゴーが、指輪を嵌めていなくて良かった。この「悪」もある意味では、妻であるおまえにとっては、見せかけなんだよと言っているようで良かった。はぁーー我ながら必死なんですけどね。自分が可哀想ですね(^ω^)

 

 

 

 

 

だいすきなエミーリアの話をします。

 

 

デズデモーナほど幼さはなくて、視界も彼女ほど澄んではいなくて、そんなエミーリアが好きでした。

 

絶対の貞淑を誓うことができて、身も心も夫に捧げたデズデモーナ。彼女は無邪気に「あなたのため」と語れて、キャシオーの件でも自分のお願いなら届くと信じていた。真っ直ぐで、眩しいほど美しい女の子。

 

対してエミーリアは、夫や男性を悪く言うことがあります。「女性性」への悔しさを知っていて、きちんと言葉にすることもできる。

 

 

「夫は、妻にも感情があると理解すべきなんです。女だって目も鼻もきく。甘いも辛いも夫と同じように感じる。」*4

 

「妻がいるのにほかの女に手を出すって何です?遊び?そうなんでしょう。つい火がついて?そうでしょう。過ちを犯すのは心の弱さ?それもそう。…で、女には火がつかないとでも?」*5

 

 

 

だけど、「煉獄の苦しみにあっても」夫のためなら何でもできると、言える女性。

 

事実、拾ったハンカチを用途も知らぬまま夫にあげてしまいます。忠誠を誓ったデズデモーナにとって、大事な品だとあれほど知っていたのに。夫のために。

 

 

「亭主を皇帝にできるなら、誰だって浮気の一つや二つやりますよ。私だったら、煉獄の苦しみにあってもやりますね。」*6

 

 

 

そんな彼女が実際は、夫の悪事だけは許せなかった。自分が世界の頂点にいたとしても、きっと許せないんでしょう。許してしまったら、神に背いた夫は、地獄に落ちてしまうから。

もし本当に、善悪だの法律だのを変えられる権利があったとしても。恐らく宗教は変えられないから。

 

 

だけど、許せない悪事への怒りが夫へというよりも、「馬鹿なムーア」とオセローへ向けられたこと。何だか健気で、人間味で、深くて、切なかったですよね。

 

 

 

「お喋りだ」「いつだって喋る」と夫に悪態付かれた彼女の最期の“お喋り”は、正しさと愛そのものに思えました。

 

ひょっとしたら、デズデモーナにも勝る、深い愛なんじゃないかって。イアーゴーの劣等感とか複雑な愛に対して、真っ当にむしろ強く対峙するような正義を持つ妻。

 

 

 

「これで本当のことを言えたから、わが魂は救われます」*7

 

 

エミーリアの最期の台詞。

できれば、夫のことも救いたかったんだろうなあ。

代わりに真実を話したんだから。

 

なんて考えたり。

 

 

前田亜季さんのお芝居、ググッと心臓を掴まれっぱなしでした。心臓が熱くて冷たかった。素敵。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観ていたつらかった台詞に関して。

 

イアーゴーは失神したオセローに対し、「沁み込め俺の毒薬、全身にまわれ」と吐きます。段上から見下すように。自分が世界を掌握していると、信じなきゃいけないように。この台詞が、ものすごくつらかった。

 

毒薬。

 

そんなの、自分自身にも回ってるじゃないですか。悪いことをしたあとで、胸がチクッてなるのと一緒。血液がヒヤッて凍るのと一緒。ここではもっとひどい。

 

イアーゴーが悪い顔で、右だけ口角上げて笑ってみせるから、尚更つらかった。だって。

 

すげーブーメランじゃんね。風魔手裏剣影風車かなって。つらい。気付いてイアーゴー。気付いていても、もう引き返せないんですけどね。というかきっと気付いてるんですけどね(泣)はぁ。

 

 

ちなみにひっそり一番好きだったイアーゴーの台詞は、モンターノーとキャシオーの喧嘩のシーン。「やめろと言うに!」です。好きポイントがひどい。「やめろと言うに」でツイッターの検索かけるという当たり前に無謀なことをしたことを懺悔します。

 

第二幕のこのシーン、喧騒にかき消されながら叫んだり(滑舌が良い)、顔を上げて純粋な笑い声を零したりするのが良かったです。杯の歌の迫力も。

 

 

「俺たちの肉体は、俺たちの意思が種を蒔く庭みたいなもん」という性格に関しての台詞は、カットされていたけど観たかったなあ、とも思ったり。新訳通して一番に好きなので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場面は変わって、第三幕。イアーゴーが本当に「正直」な顔をしていたシーンがありました。悪党イアーゴーが一瞬だけ幼く見えたシーン。

 

 

イアーゴーがデズデモーナを慰めたとき、彼女は目の前で跪いている彼に抱きつきます。

 

これからオセローに殺される女の子。イアーゴーにとってはそれが既知であって、その殺害を許したんですよね。復讐の材料にするためだけに、自分が殺すようなものです。

 

その女に泣きながら抱きつかれる。何も知らないで、悪党の自分を信じて、縋ってくる歳下の女の子です。

 

この抱きつかれたイアーゴーが、珍しく、本当に正直に見えました。ロダリーゴーみたいな顔。目を丸くして、ハッと息をのんで、彼女の背に腕を回しかけます。でも、そりゃあなかなか触れられない。手が背中で浮いている。戸惑って間が空いて、とうとう控えめにその背に触れる。

 

この数秒だけ、なんだか幼かった。観ていて馬鹿だなとも思えた。神山くんが演じるから色眼鏡なんだろうけれど、このイアーゴーが愚かで滑稽で情けなくて、馬鹿正直で可愛くて苦しくなった。

 

そうして、彼女と自分の妻が去った後。ガランと渇いた音を立てて、扉が閉まります。これまでは開閉に音なんてしなかったと思うので、遮断されたみたいでした。

 

ひとりぼっち。イアーゴーが鏡にうつる自分を睨みます。そうして、怯えた声を上げて、おののいて後ずさって、尻もちをついて、叫ぶ。

 

 

イアーゴーが明らかにやつれていったのは、このあたりからだった気がします。猫背気味で、たまにふらついて、時折ぜぇぜぇと肩で息をする。

 

そのくせ。ふらふらなのに、退場のたび、走り去るようになるんですよね。背を丸めて、勢い任せで。冷静に歩いちゃいられないみたいに。これまでは素早く階段を駆け上がったり、姿勢良くスタスタ歩いたりして捌けていたのに。

 

 

罪のない、十代という若さの、歳下の、美しい女の子。デズデモーナのあのハグが、毒抜きになるはずもない。むしろ罪の実感が加速されていく。でも戻れません。鏡にうつった自分はおそらく怪物のようだったので、尚更。

 

 

 

 

 

 

鏡の演出、個人的にはめちゃめちゃ良かったです。気味が悪くて。鏡って気味悪いです。

 

舞台上には、それぞれ演者さんが二人ずつ。しかも反転して。横顔は右も左も見られる。客席には顔を向けているのに、同時に背中も見られる。どれが誰で、どれが偽物本物とか。ごちゃ混ぜになる。

 

騙したり騙されたり、寝返ったり、裏返しになったり。っていうのが、巨大な鏡で視覚的に見せつけられているようでした。その上客席まで映る。視界がグラグラして苦しくて、それが良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神山くんの話に戻ります。

 

台詞量も多く責任も重いイアーゴーを、代役として神山くんが演じると知ったとき。ある言葉を思い出しました。

 

「打たれる回数はめっちゃ多い」と、いつかのどこかで語った重岡くん。「歌手の人にはかなわない、役者さんにはかなわない、芸人さんにはかなわない。」

 

「神山くんの舞台、もしご縁があれば観に行きたいな」、ものすごい大役らしいし。発表された時は、そんな風に思っていました。でも、ラジオで「吐きそう」「ノイローゼになりそう」と話していたのを聞いて、そんな舞台、この目で観なきゃと。何でもこなして当たり前のジャニーズが、自分の大好きな人のひとりが、そんなにボロボロになっても頑張っている姿、観なきゃ!と。

 

すぐにチケット松竹にアクセスして、駄目元だったのに空席はまだあって、しかも良い席もたくさん。空いているならと手を出したけれど、観たあとにはもう一日だけ、と何度も観たい舞台でした。もっと観たかったな。

 

 

 

ほんとうに、生で観ることができて良かったです。偏差値3くらいのラリラリゆるゆるの頭で新訳を読み込んで想像したイアーゴーが、すぐ目の前で生きていた。息をしていたし、呼吸を乱してもちゃんと生きていた。

 

舞台を観て、新訳を読み直して、ってしながら思ったのは、神山くんは本当に台詞を綺麗に綺麗に覚えてるんだなあってこと。

 

「仕事の合間に覚えて、家では台本を開かない(ニュアンス)」って言っていた神山くんでも、この台詞量じゃさすがにそれは無理だったと。細かい言い回しや台詞の些細な順番まで忠実だったように思えて、想像もつかないくらい努力したんだもんね、と泣きそうになる新規のファン(わたし)。その台詞に乗せられる抑揚や表情が細やかで、いよいよ凄い人だなと。

 

舞台は観たけどまだ新訳は読めてない、って方がいらっしゃったら、ぜひ、とオススメしたいです。回し者じゃありませんが。だって神山くん、びっくりするほど台詞通りにこなしてました。もちろん所々台詞のカットはあれど、すごくすごく忠実でした。毎回同じ台詞を同じ熱で放ってました。台詞に関してはほぼ台本じゃんってくらいの書籍を700円以内で買えますので。ぜひ。ほんと誰だよなすみません。

 

 

もちろん芝翫さんは、熱がすごくて圧倒されてしまいました。神山くんのような綺麗な台詞でなく、公演ごとに言い回しがちょっとずつ違ったり。これも当たり前にいい意味です。お芝居というよりオセローの人生そのものだと、観て感じられました。目の前で命が消費されていく感覚…。素敵すぎる。それからカーテンコール等、神山くんにも神山くんのファンにもお優しくて、とことん器の大きく素敵な方だなあと。

 

 

 

近くにお座りのご婦人方が仰ってました。カーテンコールで神山くんが現れたとき、割れんばかりの拍手を聞いて。「やっぱりね、すごかったものね彼」、「イアーゴー?ジャニーズの方なんでしょ?」、「そうなの?知らなかった。でも本当、凄かったわよね。」

 

人選がすごい、って。若いのにすごいって。あの豪華すぎるキャストの中で。歌舞伎でも宝塚でも舞台でも、あの、お芝居に愛された方々の中で。

 

 

 

 

あー、凄かったな。すごかった。

 

聞き取りやすい声、滑舌、細かい表情のお芝居、すごかった。もちろん音楽も衣装も舞台演出も。これまでの人生で一番拍手した。だって、あの出来を見てしまうと、そんなに苦しんで悩んでたなんて、ちゃんと見えなかったよ神ちゃん。もちろんファンの色眼鏡であっても、同世代でこんなにカッコよくて誇らしい人が本当にいるんだって思った。

 

 

 

はあ。すごかった。アホみたいに放心した。今もそのまま。

 

 

今のうちに考えたいこと、書き残したいことはまだまだありますが、まぁまぁの熱量で覚え書きもしたので。9月はこれに費やした。文字数が気持ち悪いよお。

 

円盤化の要望も出したしね!叶うといいな!

 

降参してツイート感覚でブワーしときます。

 

 

 

 

 

  • 檀れいさんの声もお姿も天使。お歳を調べてびっくりしました。
  • 幕が開くといい匂いしませんでした?花道とか客席通路とか、演者さんが通るときとか。
  • 衣装とかセットに染み込んだ香り?甘い香り。特にビアンカ
  • イアーゴーはそのような香りしませんでした。好き。
  • ただ吐息の香りは感じました。好き。
  • 祝賀の伝令の河内さん?、声がすごく良い。
  • いちいち「んあぁっ(怒)」って付け髭引っぺがすロダリーゴー可愛い。
  • あとクルクルの髪が可愛い。地毛!?
  • 石黒くんの張り上げる声、流星くんに似てる。
  • イケメンが目の前でビアンカのお尻を揉むの拝見したときの気持ち。
  • 階段しゅたしゅた駆け上がるイアーゴーはスピードが忍。
  • 神山くんのツヤ肌がすごい。程よいツヤッッッツヤ。ファンデ圧倒的に薄い。
  • あと圧倒的に発汗量少ない。
  • いちいち顔が良い。
  • 独白の静かな音楽がヒリヒリきて良い。
  • 神山くんの瞳の水分量。ギラッギラ。ほんとにドライアイです?
  • 顔が良い。
  • おしり。
  • 軍服。肩幅。くびれ。血管。
  • イアーゴーのウェービーな長髪、よかった。争ってふわぁって上がる毛束とか。
  • 左耳ヘリックスが光ってた。普通にピアスに見えちゃったけど透ピなんですかね?
  • とろみのあるグレーのインナーシャツが脇から見え隠れして可愛い。
  • アイドル神山くんは、カーテンコールだけだった。
  • あの右横顔も、横髪も忘れない。

 

 

 

 

カテコのにこにこ照れ照れかみちゃんはもう、かみちゃんだった。照史くんがモンチって呼んであげたくなるのがわかった。舞台のことすべてを覚えていたいのに毎回カテコ引きずりまくった。だから三幕の覚え書きが雑なんですね。(この目で見て一番可愛かったのは、ベッドにつまずいて「テヘッ」てポーズとったやつです)

 

 

脳が露骨なんですよね、引きずりまくった結果。数日前の夢に出てきた神山くんは「俺を産んでくれたこの地球は最高!」とにこにこ両手を広げていました。起床即わかる。起き抜けの第一声「わかる~(泣)」

 

 

 

 

 

ジャニーズWEST神山智洋くん。

 

 

最高でした。本当に本当に、お疲れ様でした。わたしの世界の9月は、神山くんでした。悔しいくらい。

 

たぶん絶対!いやたぶん絶対って日本語はおかしいけど!

9月は貴方のものです!勝手に!大切にずっと思い出しますね。しんどかったと聞いたら尚更。

 

 

千穐楽まで駆け抜けた9月。お疲れ様でした!大好き!どうか美味しいご飯をたくさん食べて、楽しいゲームで遊んで、たくさん眠ってください。誰だよな。

 

最高にカッコいい貴方が私の9月で、よかったです。神山くんのことずっと可愛い可愛いって思ってたけど!カッコよかったです。

 

 

 

ありがとうございました!

 

おしまい。

 

 

 

 

 

*1:John Ruskin

*2:事実かはさておき、そんな噂が存在することがまず許せなかった。

*3:その相手がかつてのエミーリアなのかな、というところまで妄想済。

*4:シェイクスピア著、河合祥一郎訳『新訳 オセロー』(角川文庫,2018年) p.169

*5:同上、p.169

*6:同上、p.168

*7:同上、p.197